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東大生などに就活解禁繰り下げに関するアンケートを実施2013年05月24日

2013年4月、安倍晋三首相が、就職活動解禁の時期を現行の「3年生の12月」から「3年生の3月」に繰り下げることを経団連等に要請し、財界も受け入れを表明しました。株式会社トモノカイ (所在地:東京都渋谷区 代表取締役:徳岡臣紀) は現役大学生・院生を対象にこの「就活解禁3か月繰り下げ」に関するアンケート調査を、弊社独自媒体であるメールマガジンt-newsで行いました。 ※アンケート調査当時は、「大学4年4月から解禁(4か月繰り下げ)(日本経済新聞)」という公表であったため、それに準じたアンケートとなっております。現在は「大学3年3月から解禁(3か月繰り下げ)」に修正されています。

<反対が43%、賛成が36%、中立が21%>
就活解禁3か月繰り下げのニュースに対し、アンケートに回答した学生343名の中で、政府・経団連の方針に賛成の学生は36%、反対の学生は43%となり、反対派が賛成派を、やや上回る結果となりました。まず、賛成の理由としては、「4年生は比較的時間に余裕があるので、現在のシステムよりも就職活動により時間を費やすことが出来ると思う(東京大学4年生/男性)」「自身のキャリアの方向性を改めて見定めるには現在の12月解禁では早く、就活解禁が後ろ倒しされて丁度いい(慶應義塾大学3年生/女性)」などの意見が届きました。一方、反対の理由としては、「3年生のうちに内定をとり、4年生の丸1年間を研究に集中して充てたほうが、効率がいいから(早稲田大学2年生/男性)」「インターンなどは3年生の夏から始めるかもしれない、外資は後ろ倒ししないかもしれないなど、不確定要素が多すぎる(一橋大学3年生/女性)」などの声が寄せられました。賛成派、反対派ともに、学業その他の活動との兼ね合いを意識した意見が目立ちます。また、中立の立場からは「新卒一括採用をやめることがグローバル化等に対応していく一番の手だてだと考える(東京大学4年生/男性)」「企業が具体的にどう動きを合わせてくるのかわからない(東京大学1年生/男性)」などの理由があげられており、冷静に観察している学生も多いようです。

≪あなたは、就職活動の解禁が大学4年の4月になることに対し、どう思いますか?≫
賛成   ・・・・・・36%
反対   ・・・・・・43%
中立   ・・・・・・21%

≪賛成と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数選択可)≫
就職活動の開始時期が遅い方が、学生は学業に専念できると思うから。   ・・・・・・99名
就職活動までに、もっと時間をかけて自身のキャリアの方向性を考えた方が良いと思うから。   ・・・・・・61名
資格試験・大学院進学・留学などとの兼ね合いから、都合が良いから。   ・・・・・・40名
内定後、勤務開始までに時間が空くのが嫌だから。   ・・・・・・12名
その他   ・・・・・・7名

≪反対と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数選択可)≫
就職活動の開始時期が早い方が、学生が卒論制作等、学業に専念できると思うから。   ・・・・・・100名
就職活動が長引いた場合に、卒業までの時間的余裕がなくなるから。   ・・・・・・70名
ゆっくりと時間をかけて就職活動を行いたいから。   ・・・・・・65名
就職活動終了後、勤務開始までに時間的猶予が欲しいから。   ・・・・・・43名
一部の企業(外資系やベンチャー)が従来通りの選考日程をとった場合、就活が長期化するだけだから。   ・・・・・・39名
資格試験・大学院進学・留学などとの兼ね合いから、都合が悪いから。   ・・・・・・35名
その他   ・・・・・・20名
現在実際に就職活動が想定外に長引いており、卒業までの時間的余裕が必要だと感じるため。   ・・・・・・13名

各回答のグラフなどは、記事としてこちらにまとめています。
また、賛成派・反対派のコメントについても、今後配信していきます。

当アンケートでは、就活解禁3か月繰り下げに関して、不安や期待の混在する、学生の率直な意見を聞くことができました。t-news Webでは、このようなアンケート結果を記事にまとめることなどにより、就活や留学、その他の活動をテーマに、キャリア教育の助けとなるような情報を発信しています。今後も、大学生の生活に役立つ、視野を広げるような媒体を目指していきます。

■メールマガジンt-news■
株式会社トモノカイが発行する現役大学生向けのメールマガジン。現役の東大生約7500名、現役の早大・慶應生約10,000名、他首都圏の主要大学の現役学生合計約3万名が登録するアルバイト情報を中心とした大学生向けメールマガジン。日祝日を除く、毎日配信。現役東大生を始めとした難関大生向けへ媒体としては告知力が強く、レスポンスの早い媒体として認知されているため、人材募集ほか、各種告知・マーケティングなどにも利用されている。
※2013年3月現在の在籍数

【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:t-newsに登録する現役大学生・院生
有効回答数:343人
調査日時:2013/05/11~2013/05/19
調査項目:
あなたは、就職活動の解禁が大学4年の4月になることに対し、どう思いますか?(択一)
賛成と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数回答可)
反対と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数回答可)
具体的に、賛成/反対/中立と考えた理由を教えてください。(自由)

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社トモノカイ
担当者名:原口陽一郎
TEL:03-5766-2006
Email:haraguchi@tomonokai.net

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